大学内で穴場スポットを見つけて、舞い上がっていたところを蜂に追い返されました。どうも、ゆーまーです。
突然ですが、部活を辞めたいと思ったことはないですか?
僕には高校と大学で、2度の退部経験があります。
そんな僕から伝えたいのは、部活を辞めることを機会に、自分の判断で行動する経験を積んでおきましょうということです。
部活は「えいっ!!」とやめてしまいましょう
部活を抜け出した事で、自由に使える時間が増えたり交流する友人の幅が増えたりしましたが、やはり「本当に部活を辞めてよかったのだろうか」と、よく思い返します。
しかし、部活を辞めたいと思ったのには明確な理由がありました。あなたにも、自分なりの考えがあるはずです。
大人に相談すると、一度始めたなら最後までやりきるんだ。途中でやめるなんて、そんなことは許さない。などと我慢を強いられることが多いでしょう。
ですから今回は、違った視点から「部活を辞めたい」を読み解いていこうかなと思います。
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部活を辞めるのに理由なんか考えなくてもいい
先ほど、部活を辞めるのに明確な理由を持っていたと書きましたが、部活を辞めるのに明確な理由なんか用意しなくていいと思います。
●部活が楽しくなくなったから
●怒られてばかりで、自分が成長する気がしない
●なんか自分のやりたいことと違う
これだけで立派な理由だと思います。
直感を信じて大胆な行動をしてみましょう。後悔よりも自信が生まれるはずです。
部活を辞めるのは悪い事ではありません。逆に、自分に嘘をつき続けて継続する方が自分の才能に失礼で、よっぽど悪なんです。
ただ、周囲の人の気持ちを考える練習はしておいた方がいいです。これに関しては「自分で決めたことをやりきる」の章で書くよ。
我慢が素晴らしい時代は終わりつつある
石の上にも3年とう諺(ことわざ)があります。
我慢強く辛抱していれば、いつか成功しますよ。という意味で用いられる言葉です。
諺自体が間違っているわけではありません。継続は才能です。テリヤキバーガーのテリヤキくらい欠かせない、成功の一つの要素なんです。(遠い目)
しかし、自分に向いていない事・好きでもない事を我慢してやり続ける人間が評価される時代は終わりつつあります。(偉い人が言っていました。)
好きでもない事を3年続けるなら、1年で辞めてしまって残り2年で自分の好きな事や活躍できる場を模索する方がよっぽど自分の為になるということです。
社会に出た場合でも、同じようなことが言えそうです。
僕はまだ学生なので、リアルな現状は知りませんが、社会では転職活動がブームなう。なんだそうです。
転職と転部は似たようなもので、要は活動場所を変えるということです。転職の方が、他の人の人生に与える影響が大きいといったところでしょう。
だから、周りに及ぼす悪影響が少ないうちに、集団を抜けるという経験をしておきましょう。
これに関しても「自分の環境を整える」章で書きますね。
自分で決めたことはやりきる
さて、僕が部活を辞めることを宣言した時に「自分で決めた事に責任を持てないのってやばくないか」って言われちゃいました。
そりゃそうじゃと、思わず僕の中のオーキド博士が出てしまいます。
正しいんです。だって、ほかの人に迷惑をかけますから。
あなたのために懸命に動いてくれた人がいるかもしれないし、これから何かをしようとしてくれていたかもしれない。
ただ、それはあなたが部活を辞めることを躊躇う理由にはなりません。
あなたが自分自身で決断したことですから、自信を持てばいいのです。
本当にあなたのためを思って動いてくれた人は、これからも選んだ道を応援してくれるはずです。
逆に、退部の旨を伝えたところで感情的になって怒りをぶつけてくる人は、結局自分の考えを押し付けて操り人形にしたいだけだったと思ってください。
そんな人の人生を生きる必要はありません。
また、部活すら続けられない人が社会で生きていけるはずがないという人がいますが、あれは大ウソです。
僕はこうしてブログを書いていますが、ブログを1年続けられる人は10人に1人もいません。
冒頭でも話しましたが、僕は高校でも大学でも部活を途中で退部しています。
ですので、変な根性論は聞き流して、「えいっ!」と部活を辞めてみませんか?
自分の環境を整える
若干21歳にして、こんな事を言ってしまうと申し訳ないのですが、人生は環境すなわち関わる人が決めるといっても過言ではありません。(あと口癖もね)
人生はあなたの考えによって作られていきます。そして、その考えは周りの人、あなたが関わる人に依存します。
例えば、我慢が素晴らしいと考える人に囲まれて生活すると「我慢は大事」だと思い込んで生活することになります。
もっというと「牛乳を飲みなさい!身長が伸びないわよ!」と言われて成長してきた人は、牛乳を飲むと身長は伸びる思い込んで生活します。(実際にこの理論は正しくはない)
つまり、環境を変えていくことで多くの価値観に触れることができるということ。逆に1つの環境に依存してしまうと、世の中のこと何も知らない人間に育ってしまいます。
ブラックホール、黒い明日が待っています。
だから、部活を辞めたいと思っているあなたは、環境を自分の手で変えるチャンスを持っているということです。
おそらく、将来何度も
「このままでいいんだろうか」
「自分の生き方に自信がないな」
と考える場面が訪れるでしょう。
そんな時に、自分で自分の環境を変えてきた経験がある人は強いです。
なぜなら部活を辞めたことで、周囲の対応が変わることはそんなにないからです。
部活を辞める上で一番心配なこと
部活を辞める上で一番心配なのって人間関係ですよね。
●嫌われたらどうしよう
●ハミられたらどうしよう
ハッキリいうと、そんなことで悩むのは無駄です。
過去の自分、聞いてるかい?
「部活を辞めた」という理由だけで人を嫌うような人とは、仲良くしなくてもいいんです。
むしろ、そんな理由で人を嫌う一面を知らないまま、一緒に過ごしていたかもしれない未来を回避できて良かったと思いましょう。
人間関係についてはこれに尽きます。先ほど自分の環境を整えるという話をしましたが、まさにこれです。
人間関係は少し崩れるかもしれませんが、その原因となった人とは「関わらない」という選択をすればいいだけです。
これが非常に難しいのかもしれませんが、その勇気と行動力は必ず、将来の役に立ちます。
僕が部活を辞めた時の話〜高校編〜
小中と体格に恵まれずも、野球をしていました。そんな小柄な僕は高校に入学し、両親が趣味でテニスをしていることからテニス部に入部します。練習は厳しかったものの、メキメキと上達し、テニスを楽しむようになります。
そんな部活動にも1つ問題がありました。それは顧問の存在です。うちの顧問はオモテ面は生徒思いのいい先生。部活になると、理不尽に生徒に怒りをぶつけ、体罰ともみて取れるような危ない指導法を躊躇しない人でした。
横暴な指導法に不満をおぼえる人は少なくなく、愚痴を言い合うなど、顧問に対するヘイトは溜まっていく。
ある日、他の先生に相談しました。
「部活、辞めたいんですよ」
すると
「あんなにいい先生なのに、勿体無いねぇ」なんて言われて、人を見る目だけは養っておこうと誓ったのを今でも覚えています。そしてこの日に退部を決意しました。
その後、何かに取り憑かれたかのように副顧問の元に訪れて退部の旨を伝え、退部届をもらいます。パパッと退部届を顧問に提出して退部成功!
高校生の時はこんな感じです。
部活を辞めたい原因は顧問だけでした。
人間関係については特に問題はなく、辞めたことで直接とやかく言われることは一切ありませんでした。
まぁ、高校の頃は僕がクズ人間だったので、迷惑はかけましたが。。
1ヶ月後に友人の誘いでハンドボール部に入部しますが、これもこれで幽霊部員になって消えてやろうと思いました。
ただ、転部してから「原因を自分に求めることの重要性」を学び、人生に物凄く貢献してくれているので感謝しています。
僕が部活を辞めた時の話〜大学編〜
大学の部活のやめっぷりは、自分でも引くくらいヤバかったです。
大学生になって、社会福祉部というボランティア系統の部活に入りました。
こちらを辞めた理由は至ってシンプル。
無駄な時間が多すぎた。
休み時間に半強制的に部室に行かなければならない自己犠牲心に溢れたルール。そしてスマホ・ゲームをしてはいけないという謎の縛り。
メンバーが嫌いなわけじゃなく、むしろ楽しかったのでなんとか1年半は耐えます。。
(せっかくの大学生活を思考停止で過ごしていいの?)
そんな葛藤を抱きつつも、上回生から仕事の引き継ぎを受けてしまいます()
そして、個人的な都合で退部に踏み切ります。
この退部の何がいけなかったかというと、タイミングです。
僕はお仕事を先輩から全て受け継いだ直後にやめました。
ヤバイですよね。
先輩はもう一度一連の説明を他の学生にしなければなりませんし、他の学生は僕がやるはずだった仕事を余計にこなさなければならなくなります。
クズの極みとはこのことだと思います。
そんな衝撃的な辞め方をした僕ですが、部活動の同回生とはよく話すし、何か企んでるんじゃないかっていうほど、ご飯に誘ってくれます。
先輩には嫌われました(元から悪態ついていたのであたりまえ)
最後に
ここまで長々と書いてきましたが、要は怯まずに辞めちゃえばいいよっていうことです。
部活を辞めたいと思ったのには、何かしらの理由が必ずあると思います。
自分の考えを信じて行動に移してみましょう。
根性論なんか無視して大きな決断をしてみましょう。
その先の人生で、部活を辞めることを正解にするか不正解になるかは、あなた次第です。
部活を辞めることは逃げることではありません。
自分の可能性を拓く、勇気ある一歩なのです。
そんなあなた一歩を後押しすることが出来ていれば幸いです。