生徒の叱り方で悩んではいませんか?
嫌われてしまうんじゃないか、険悪な雰囲気になってしまうのではないか。そう考えてしまいがちですよね。
ぼくも塾講師なのですが、生徒を叱ることに億劫でした。
そんなぼくでも考え方を変えることで生徒と向き合い、自分の考えを伝えることができるようになったのです。
この記事では生徒の叱り方や講師側のマインドを紹介します。
生徒を叱ることできないのはなぜか
これがぼくの本音でした。
- 生徒に嫌われるのが怖い
- 険悪な雰囲気を作りたくない
- 今の関係を壊したくない
そんな思いが邪魔をして、生徒を叱ることを避けてきました。
生徒に嫌われるのが怖い
生徒に嫌われるのが怖い。そう考えて叱ることができない人もきっと多いはず。
しかし、生徒に嫌われるよりももっと怖いことがあると思うんです。
それは、あなたが生徒に妥協を許し続けて、人生を破壊してしまうこと。
大袈裟かもしれませんが、中学生・高校生という時期に深く関わるぼくたち講師にはそれくらいの責任があると言っても過言ではないでしょう。
こう考えることによって、生徒に嫌われるのが怖いという思いを克服したのでした。
険悪な雰囲気を作りたくない
シンプルに叱り方が下手くそなので、叱った後の雰囲気が悪くなるのは目に見えていたんですよね。
しかし、叱ると思いを伝えるは全くの別物じゃないですか。
頭ごなしに攻めるのと、生徒が自分自身と向き合わせうよう仕向けるというのは、やっぱり別なんです。
例えば生徒が宿題を忘れた時
自分がしたかったのは宿題をやれよと叱ることではなく、宿題を忘れるということは約束を破ったことと同義なんだよと伝えてあげることでした。
今の関係を壊したくない
生徒を叱ることによって、築き上げてきた関係が壊れてしまうことを一番恐れていました。
友達に何かを指摘して、それで関係が崩れるくらいなら、そんな人とは縁を切ればいいだけなですが、生徒となるとそうもいきません。
どういうことかというと、ぼくが教えている塾は個別指導でしたので、生徒が卒業するまで各教科を1人の先生が担当し続けます。
関係が悪化してしまったとしても、ずっと担当し続けることになります。
これはぼくにとっても負担ですし、なにより生徒は塾に行きたくないといい始めるでしょう。そうなるともう個人レベルの問題ではないんですよね。
ですので、変なことを言ってしまうと色々とややこしいわけです。
結局どう叱ればいいのか
問題は叱り方ではなく、生徒の人生にどれだけ真剣になれるかということ
ぼくが辿り着いた答えは生徒と関わる目的を考えることです。
叱るかどうかを考えている時期は、生徒の人生を真剣に考えてあげられるような先生ではありませんでした。認めたくありませんが、これは事実です。
そのため、このまま大人になってしまったらこの子は苦労するだろうなと思うような言動や行動のほとんどをスルーしてきました。
さて、今あなたは生徒の将来を真剣に考えてあげられているでしょうか。
生徒の人生を預かっているという責任感はありますか。
目に余るような行動や言動を自身の臆病さから、見て見ぬふりをしてはいませんか。
本当に生徒の事を考えているのなら思い切り叱ってあげましょう
その思いは必ず伝わります。
しかし、叱るにしても手順というものがあります。
これを間違えてしますと相手を不快にするだけで終わってしまいますので、こちらの記事もぜひ参考にしていただけたらと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。