勉強は朝やった方が効率いいって聞くから実践したいのに、夜勉強を始めるとついつい捗って夜更かししてしまうという事はありませんか?
実際僕も朝早く起きて勉強するより、夜寝る前にエンジンをかけて勉強するほうが集中力が続いたりします。
夜に勉強が捗るのはなぜなのでしょう。早速調べてみました。
交感神経が優位になる
どうやら交換神経が関係しているらしいのでまずは交感神経の説明から。
副交感神経とともに自律神経系を構成する末梢神経。内臓諸器官に分布し,意志とは関係なしに,副交感神経に拮抗して内臓の働きをコントロールしている。交感神経はほとんどすべての血管を収縮させて血圧を上昇させる。また副腎髄質でアドレナリンの分泌を促す。全身的にみれば,瞳孔を散大し,心臓血管系を促進し,消化器系や泌尿器系を抑制して,身体活動に都合のよい状態をつくる。このため俗に「昼の神経」などと呼ばれることもある。
コインを一回投げて表になる確率頻度で高校生物の最下位を取っていた僕には、何のことやらさっぱり分かりません。
とりあえず、交感神経が働くと体も頭も働くようになるそう。「昼の神経」と呼ばれるくらいですのでよっぽど活動的になるのでしょう。
夜型の人の場合、交感神経が遅い時間になるほど働くとされているそう。つまり、夜に勉強が捗る人は「夜型」だという事が言えそうです。
日中のあれこれが関係している説
夜になると当たり前ですが周囲は暗くなりますよね。また、夜は日中と比べて雑音が少なくなります。
日中は雑音など様々な所に向いていた意識が、雑音が少なることにより自然と目の前の物事に向きやすくなります。
それで勉強を始めると自然と集中してしまうというわけです。夜にYoutubeの動画を見始めて気づいたら日が昇っているなんて経験をしたことがある人も多いでしょう。
日中と打って変わった静寂が心地よく、つい目の前の事に没頭してしまう説があるのではないかと思います。
一日に満足していない
つい夜更かしをしてしまうメカニズムの一つとして、今日という一日に満足していないからという心理的な要素が見られます。
一日が充実していると夜はぐっすりと眠れるが、充実していないとその「充実の遅れ」を取り戻そうとしてなかなか寝付く事が出来ないという。
充実の遅れを取り戻すために夜更かし→睡眠不足で過ごす→充実した生活を送る事が出来ない→充実の遅れを取り戻すために夜更かし→..
という悪循環に陥ってしまうのです。
この悪循環に勉強を当てはめてみると
うわぁ勉強やらな…→スマホなど誘惑に負けて勉強しない→今日何もしてないしちょっと勉強しとくか…→寝不足→今日も勉強しないと→疲れすぎて寝る→今日なんもしてねぇ→…
といった具合にコチラも悪循環
思い返してみると、日中めちゃくちゃ勉強して、夜も勉強が捗るなんて日はなかった気がします。
結果
夜型だから。充実した生活を送る事が出来ていないから。
朝に勉強が捗らないからと言って捗らない焦る必要はないみたいです。夜は暗記物を覚えるのにちょうどいい時間だし、寝られないのならその時間も有効活用してしまおう!
以上です!