あなたは誰よりも優しい。
そして臆病でもある。
だからこそ、人に弱みを見せることができない。
そんなあなたに伝えたいことがあります。
それは弱みを隠しすぎると
あなたの魅力が半減してしまうこと。
換言すると弱みを見せることで、新たに築かれる人間関係もあるということです。
人は弱みを見せられると嬉しいものです。
今回はあなたの肩の荷がスッと下りるよう、僕の経験を残しておきますね。
弱みを見せるのが苦手だった過去
弱みを見せるのが苦手な僕に足りなかったのは自信でした
遊び狂える友達はいなかったし
何かズバ抜けて得意なこともない
部活・勉強・会話などすべてのイベントを平均以下でしかこなせない
周りと比べて自分を否定していました。
だけど、弱い人間だと思われたくない。
その一心で、湧き出てくる劣等感に蓋をするように見栄を張り続けていました。
人と話す時は当然のように出来事を誇張したし、とりあえず「できる」と言い続けました。何もできないのに。
そうやって必死に見栄を張って取り繕っていましたが、自分の本心に耳を傾けてしまえば脆くて弱い悲鳴が聞こえてくるのです。
弱みを見せられると嬉しいものです
人は誰しも、表に出せない弱みを抱えています。
バレないように悟られないように、強がって見栄を張っているのです。
そうやって必死に取り繕う中で、弱みを含めたありのままの自分を受容してくれる存在を探し求めているのもまた事実。
だからまずは自分から弱みを見せるのです。
弱みを共有して、それでも頑張っていこうと支え合える存在を見つけましょう。
おそらく、あなたが弱みをオープンにできるのは家族や親友など信頼できる人たちではないかと思われます。
弱みを見せる行為は「あなたを信頼しています」という証ではないでしょうか。
できないことを「できない」と言う勇気が信頼関係を築くのです。
弱みを見せる事は強みになる
逆説的とも思える理論ですが、弱みを見せることには確かなメリットが存在します。
人間誰しも弱みを見せずに自分を良く見せようとどこか必死な部分があります。
SNSでの必死なアピール、ハッシュタグ、仲間づくり。
あなたも心当たりがあるのではないでしょうか。
自分から弱みを見せる事で、相手も弱みを見せてくれやすくなります。
親友と呼ばれる人たちは何でも話せる仲であるはずです。弱みを見せる事はより深く人と付き合うために必要な過程なのです。
共感や親近感を得られる
自分の弱みを話すことで共感してもらえたり、親近感持ってもらうことができます。
人間であればコンプレックスの1つや2つ持っていてもおかしくありません。僕は軽く2桁はありますね。
しかし大抵の人は弱みを隠して生活をしています。
と弱みを抱えているのが自分だけではないことが分かり、相手は底知れぬ安心感を抱きます。
そうすると良い人間関係を抱きやすくなります。
周囲が助けてくれる
自分の弱みを晒すと、そこで初めて周囲が自分を応援してくれていることに気がつきます。
経験談ですが、何事にもできる・やると言ってしまうと、周囲の人に自分の存在は必要ないと感じさせてしまいます。
ですが「これができないから助けてほしい」と素直な自分を出すことができれば、周りは必ず助けてくれるはずです。
弱点を補い合う関係とでもいいましょうか。とても理想的な関係を築くことができます。
出来ないことは恥ずかしいことではありません。
出来ないことを隠し通すことは不可能に近いです。後でバレて恥をかくより、最初からオープンに行きましょう。
精神的にも楽になります。
できない事はできないという方が圧倒的に楽ですね。
信頼を築くことができる
弱みを見せることは信頼を築くことにも繋がります。例えば友達に借りたシャーペンをなくしてしまったとします。
そこでなくしてしまったと素直になって謝るか、知らんふりをしてやり過ごそうとするかで周囲からの評価は変わってきます。
信頼は積み上げるのはとても時間がかかることですが、崩れるときは一瞬です。
今回の例は極端ですが、自分の非を認めることも弱みを晒すことなのです。
弱みは欠点ではなく、その人の魅力を増大させるアクセサリーになります。
弱みについてのまとめ
弱みを見せることにはたくさんの利点があります。
1.安心感が生まれる
2.弱点を補う関係性を構築できる
3.話しかけられやすくなる
弱みが共感を呼ばないとしても、それに気づいた人が必ず手を差し伸べてくれます。勇気も必要ですが弱みを見せる事で気が楽になるのは確かです。